作品

青薔薇のメッセージ
怪しい影
(11頁)
1週間の修学旅行。



それは、本来ならば色々な場所を巡り、観光し沢山の想い出を作るのが目的である。そして、様々な場所で説明を受け知識を吸収し、学ぶ事である。





この時、運命の歯車は、ゆっくりと静かにそして、大きく音を立てて廻り始めていた。
だが、この時、高校生探偵の時任紫紅は、気付いていなかった。楽しいはずの修学旅行であんなに悲しく凄惨の事件が起きる事など…………。




そんな中、怪しい人影がとあるグループの後を追い掛けていた。
そのグループは、日頃、何かと問題ばかり起こしている少女のグループである。



このグループは、本来ならば後、もう1人いるのだ。だが、その人物は、この修学旅行に来てはいない。
学校側からは、《風邪を引いて高熱がある。》との理由で欠席をしたのだ。



無論、このグループのメンバー誰一人休んだ者の心配などしてはいない。逆に不機嫌苛立ちを隠せずにはいられないような状態である。
少女のグループは、この修学旅行で欠員している少女をパシりにさせる事を画策していたのだがそのターゲットにされている少女がいない今、誰をカモにしようか考えていた。




「ねぇ!アイツならカモになるんじゃない?」



グループの内の1人がニヤッと笑いながら言った。

(11頁)
 ≪前 9  10  11  12  13 次≫ 
著:御影紫弦 先生

≪作品TOPへ

▲ページの先頭へ戻る