作品

青薔薇のメッセージ
自由行動
(8頁)
「祐介君!これじゃ、逆方向だよっ!地図貸して!」



祐介の隣から地図を覗き込み現在地を確認する藍。



祐介が歩いていた方向は、目的地とは、真逆の方向だった。



「道案内、柊君には、任せらんないわね。」



「まぁまぁ、侑香ちゃん!祐介君は、方向音痴だから仕方無いよ。」



呆れたような口調で呟く侑香にフォローにならないフォローを入れる明。



「うるせー!フォローになってねぇよ!」



「方向音痴なのは、事実だろ?」



図星を指摘され悪態を付く祐介に明がバッサリと切り捨てる。



『そしたら、あっちの方向だよね?現在地が此処だから。』



「そうだね。他のグループもあっちの方向に向かってるし。」



先頭は、藍と晶が取り始めた。



「大半は、こっちの方角が大人気みたいですしね。」



多少、ゴタゴタはあったが晶の隣を歩き始める紫紅。



「オススメは、此処じゃない?パンフレットにも書いてあるしさ。」



藍は、修学旅行に来るまでの間、様々なプランを考えていたようだ。





紫紅達が最初に向かったのは、テディベア専門店だった。
やはり、テディベア専門店は、長崎県では、有名である。



キーホルダーや縫いぐるみ。様々なテディベアが並べられている。




全員、声を発するのも忘れ様々なテディベアに目を奪われた。

(8頁)
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著:御影紫弦 先生

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