作品

青薔薇のメッセージ
プロローグ
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青嵐学園の生徒達は、修学旅行で九州地方に訪れていた。
1週間で長崎県・鹿児島県・宮崎県・広島県を周る予定である。



当然、この期間で長崎原爆資料館・広島原爆ドームの2ヶ所もスケジュールに入っている。
教師の先導に寄り、ハウステンボスの中にあるホテルにチェックインをする生徒達。



教師が手続きをする間、生徒達は、ロビーで待機をする事になった。



流石に広いロビーでも約200人の生徒達が待機をするとなるとそのスペースは、あっという間に埋まり、人の行き来するのにも苦労するほどである。




「ねぇ!紫紅君、ほら!此処、並んで並んで!晶ちゃんも早く!!」



高校生探偵で有名な時任紫紅の腕を引っ張り無邪気に笑う少女。



少女の名は、来栖藍。




紫紅は、そんな藍のハイテンションに戸惑いを隠せず落ち着かない様子である。





一方、藍の双子の兄である来栖明は、クラスメイトで親友の大沢晶の腕を引っ張り、紫紅と藍の元へ誘導している。




『えっ?明君、何々?待って!!』



楽しそうに対応する晶は、更なる好奇心を抱き始めた。



「2人共、此処に立って!!折角、来たんだし写真撮ろう。」



「自撮り棒も持って来たし。」



双子達は、慣れた仕草でスマホを自撮り棒に取り付けている。



紫紅と晶は、指示された場所に立っている。




どうやら、4人で撮ろうという事なのだが双子達のスマホで撮るらしい。

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著:御影紫弦 先生

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