レビュー

ロンギヌスV
2018/10/23 (Tue) 00:02

ロンギヌスV


評価:
★★★★★

長い、ボリュームはある、満足する
汚い幼女さん


 規模が大きい内容もすんなり読めるのは、ロンギヌスという話にある程度の知識と、その雰囲気を受け入れた後、とか。
とりあえず約300ページにもなれば中々にネット小説では長編と言えますね。
このボリュームになると、大体の話で「あっ! 似たような場面あった!」なんてよくある話だと思いますが、三章になってもわりと新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
一章二章と読んで、せっかくなのでレビューも書かせてもらって、いや勝手に書きましたが、簡潔に言いますとこの話は戦う内容の物語です。
勿論、戦闘の描写が凄まじく苛烈だとは思いませんし、意外性は多少……読む人間にしてみれば感じるのかも知れませんが、自分は登場人物の作り込みだったりに特に上々だと感じます。
例えば、絵が無い。
これは当たり前です。 漫画やライトノベルじゃなくて単なる携帯小説サイトに掲載してあるわけですし。
これが要因となって響くのは登場人物の多さだと自分は思います。
文章量及びに特にこういった戦闘やっちゃう話は、経験的に登場人物は多くなっていくものです。
ですが、基本的に性格や来歴といった、多種多様な登場人物ですと読者としては混乱が少ないです。
ーーここまで書くと分かってもらえると思いますが、基本手にロンギヌスの登場人物はとんでもなく、バランスを間違えた様な強さの人物は居ないわけです。
要するに手の付けられない強敵、一人で任せて終わりの用心棒、はたまた都合の良いヒロイズムを持つ主人公……。
味気無い? それは話の組み立てのバランスが良ければ問題は無く、むしろこの先に作風の枠を外れてしまった人物が出て来くるとしてもむしろ期待感になるわけです。

 三章の内容として、とても100ページ分を一つの物語で構成するのは想像以上に、起承転結だったりが大切なわけです。
今回ですと味方の強い人を他の人達が助けるーーっていう内容ですが、これ、もう少し短く終わるんじゃないか? 確かにそう思わなくもないですが、そこは登場人物の多様性で難無く違和感は感じずに、素直にどの進展も違和感無く読み進められました。
焦らず順序建てて増えていくので、特に順番で読み進めると把握は、羅列した数に比べて容易だったりします。
ーー多分、今回の三章で役者は揃ったんじゃないでしょうか?
まだ作者さんも更新するつもりはありそうですし追い付いたとしても、気長に待てそうです。
出来たらここまで『ロンギヌス』という得物を使う登場人物が多いですし、作戦勝ちばかりではなくて力量に主軸を当てた描写が読んでみたかったり。
思った以上にこの物語の人物は理性的です。
それは別の組織が現れたとしても、結局は敵対するのは同じだからでしょう。
今のところは楽しんで読ませてもらってますし、また未読分の四章もどんな物語で進んでいくのかが楽しみです。

 どうでもいい事かも知れませんが、特別に音瀬と酒井がよくあるヒロイン的な位置にいるわけですが、あまりそういった色恋沙汰や主人公を好いている描写も、多分その様な設定も感じられません。
確かに可愛げは……自分は充分感じますが、そういったモノがあまり好きではない人も読みやすいんじゃないかと思ったりします。
相対的に酒井ちゃんの方が可愛い♡♡ 


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