甘い狼の幸せな苦悩  
 
バレンタインの憂鬱
(43頁)
 


「おーいしー?」


目を輝かせて感想を待ちわびている様子の愛姫。


「お、うまい。これなら俺でも食える」


「やったーッ!!」


両手を上げて万歳しながら大喜び。


喜びすぎだろうと思ったのもつかの間……


聞こえた派手な音。


「オイ!!」








ソファの上で万歳しながら後ろに倒れ、床に後ろ向きで転落。


うかつに喜ばすこともできねぇな……


慌てて腕を引っ張り上げると案の定、真っ赤にみるみる腫れ上がる肘。


「……痛い……くすん……」


はぁー……

(43頁)
 
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著:凛梨 先生
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